仕事で成長したいなら一見さんお断りのお店に行くべき
先日、友人が女将をする紹介制(一見さんお断り)のお店に伺ってきました。
そこは高円寺にあるカウンターが7席しかない天麩羅店です。
到着すると、着物を着た女将が玄関に出てきて、荷物と上着を預かり。
椅子に座ると、女将が飲み物の説明を行い。
その後、料理長が今日つかう食材を説明し。
アレルギーや苦手な食べ物を丁寧に聞き。
前菜から、茶碗蒸し、海老、季節の野菜、鮎、牛肉とウニ、刺身、ご飯。
一品一品料理の説明と食事方法を説明し。
食べ終わる良い頃合で次の料理がきて。
またその料理を説明し。
私たちのために特別なお酒を用意してもらい。
2時間という時間とお腹が満たされる。
といった具合です。
僕は食事をしながら女将や料理長を見ていたんですが、
完璧なんですよ。
・事前準備
・安全衛生
・身だしなみ
・ホスピタリティ
・説明提案
・技術
・時間管理
・柔軟な対応
・関係構築
これって全ての仕事に通じるんですよね。
このプロフェッショナルなスキルを間近で体感することで、自身の仕事の内省が図れるということが、一見さんお断りのお店に行くべき理由のひとつ。
もうひとつは、当然なことですが
信頼関係がないと「一見さんお断りのお店」に行くことができないです。
お店から「この人なら入れていい」と認められるには、これまでの自分自身の振る舞いや言動行動がすべて問われます。一見さんお断りのお店に行くことで、信頼される自分でい続けることの重要性を再認識することができるんです。
そして、最後の理由は
お店が「この人なら入れていい」と僕に合格通知を出してくれるだけでなく、僕自身も「この人なら連れていける」という人に合格通知を出さなければなりません。
受験者である一方、試験官でもあります。人を見極めなければいけません。もちろん責任も伴います。
これら3点が
仕事で成長したいなら一見さんお断りのお店に行くべき理由です。
・自身の内省と新たな発見をする機会
・信頼されることの重要性を再認識する機会
・人を見極める機会
もちろん普段僕も格安大衆居酒屋やチェーン店で仕事仲間や友人とお酒を飲みますが、たまには紹介制のお店にも行くようにしています。
参考にして頂ければ。
主導権は「あなた」にある。