人は極限的にヤラかすとゲロを吐く。(仕事で取り返しのつかないミスをした方へ)
タイトルのとおりこれは僕の経験談です。笑
「人は極限的にヤラかすとゲロを吐く」
新卒1年目、新聞記者をしていた時代なんですが。
さまざまな場所に行って取材をしてネタを書くかたわら、一部「記事広告」という形式で、クライアントからお金をもらって記事を書く役割も担っていたんですよ。
当時、新卒1年目から社内で表彰されていて有頂天になっていた僕なんですが、ある大口顧客の「記事広告」にとんでもない誤植が見つかったんですよ。(もちろん内容は言えません。笑)
んで、その損害額が
8000万円
小雨が降る午前11時。
僕は直行で取材に向かった後、なんのきなしに会社に戻りました。
すると険しい顔した支社長から、
「株式会社※※から電話があった。おまえが書いた記事の※※の箇所が間違えていた。それが約半年間継続して掲載されてしまっていた。事実確認をしたい。経緯を教えてくれ。当社に責任がある場合、損害額8000万円になる。」
8000万円...
8000万円...
これどうやって補填するんだ?
俺はクビか?
クライアントにどういう顔で会えばいいんだ?
8000万円...
8000万円...
頭の中はぐわんぐわん。
気づいたら血の気が引いて、その場で倒れ、
おろろろろろろ。。。
デスクの横でゲロはいて倒れました。笑
んで、正気を取り戻したあと、正直に自分のチェック確認不足だったことを伝えました。
んで、そのあとは、結局色んな部署やクライアントの方々の協力のおかげで最終的には何とかなったんですよね。(当時救って頂いた皆さんには今も頭が上がらないです)
このゲロ事件、かれこれ10年以上前の話なんですが、今思い返すと本当に貴重な体験をしたなと思っています。
学んだこと
・有頂天になっているときこそ、ミスが出る。
・ミスしたことを正直に伝えるべし。
・大抵のミスは乗り越えられると思えるようになった。
最近話題になっている、
箕輪さんの「死ぬこと以外かすり傷」
この感覚を生で体験しました。笑
重要なのはミスしたあと、自分がどうするかですよね。
落ち込んで立ち直れないか、人のせいにするか。
ミスから立ち直り、さらにチャレンジしていくか。
主導権は「あなた」ある。