死ね死ねビームを食らいまくっている方へ
これは僕が社会人になったばかりの話ですが、
もうね、毎日まいにち、上司に言われまくったんですよ。
「死ね」
って。
その上司は「死ね」が口癖だったようで、
とにかく、何かあるたびに「死ね」なんですよ。
DEATH NOTEもっているかのごどくです。
「次アポあるだろ、死ねよ」
「飯まだ食ってないのかよ、死ねよ」
「まだ文章作ってないのか、死ねよ」
「明日休みだろ、死ねよ」
「おい、死ねよ」
「死ね」「死ね」ビーーーーム
皆さんも誰かに「死ね」って言われたことあると思いますが、当時1日にあれだけ言われた人は世の中探してもなかなかいないと思います。
はじめはすごい腹立ったし嫌な気分になったし、落ち込んだときもあったんですが。冷静になって考えたんですよ。
「俺は今日1日なんきあればステージクリアできるのだろう」
彼に「死ね」を言われたときに僕は、心の中で
「あー死んだ」
と数えるようになりました。
ときには言われた直後に頭と手を挙げてたこともあります。笑
気持ちはマリオです。笑
はじめはあっさり何度も殺される僕ですが、だんだんコツをつかんできて、「死ね」にたいして「死んじゃいましたー」とか「1upのキノコください」というようになるわけです。上司も苦笑するしかなくなるわけです。
そういったささやかな抵抗を繰り返しているうちにだんだんと「死ね」と言われる回数が減っていくわけです。
んで、気づいたらそういった抵抗が自分を成長させていたんですよ。
・笑いに変えるユーモアさ
・切り返しのスピードや応答力
・決して折れない不屈のメンタル
んで、最終的には僕は「この人のもとで得るものはないな」と思って、転職をしました。
後々知ったのは、その上司は劣等感がつよくて、僕に限らず、「年下の男」に対しては何ふりかまわず死ねと言ってしまう人だったようです。
はっきり言います。
その上司はどうしようもないです。笑
でも、言われた本人には「選択する権利」があります。
・何も言い返せない。という選択
・言い返す。という選択
・キレる。という選択
・辞める。という選択
・耐える。という選択
どの選択をとるのも、本人次第です。
当然、社内で一人や二人、ウマが合わない上司がいたり、嫌な気持ちにさせられる上司がいたり、ムカつく同僚や後輩がいたりすると思います。
僕は「自分が成長したいから」「変わりたいから」という思いが根底にあり、上記のような策を投じました。
職場の人間関係で悩んでいる皆さん、なかなか本音が言えない皆さん、どうか自分が「これで良かった」と後悔しない選択をしていただければ。
主導権は「あなた」にある。